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この度、構成文化財である【 大山おこわ 】が、「100年フード」として認定されました。

 100年フードは、文化庁が進める豊かな自然風土と歴史に根ざした多様な食文化の中でも、特に歴史性のあるものを文化財として登録する取り組みです。そのなかでも世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛された食文化を「100年フード」と名付け、地域の関係者や自治体が100年続く食文化として継承することを目指し、「100年フード宣言」の取り組みを推進していくものです。

  大山おこわは 、大山地域の伝統食の一つとして親しまれている食文化です。長く受け継がれる過程で使用する食材は家庭や地域ごとに多様化していますが、一般的にはもち米と山菜や野菜、さらには鶏肉を入れる醤油味ベースのおこわとなっています。その歴史は古く、大山寺の僧兵が戦場に行く際、戦勝を祈願して炊き出したことが始まりとも言われています。江戸時代には大山寺の宿坊で精進おこわとして、また大山での祭りや博労座での牛馬市などでは、日持ち・腹持ちがよいことから携帯食としても提供されました。その後大山寺への参詣が活発になるに従い広まっていき、祭りや祝い事のハレの日のご馳走として地域に受け継がれていきました。

 大山山麓地域の旅館や道の駅で食べられます。

 「 大山おこわ 」の魅力を再認識することで、大山山麓地域をさらに盛り上げていきます!

 

全国各地の100年フード

 

 

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